岡崎市の家具職人 杉田木工所|ニッチな場所にも収納製作 オーダーメイドや家具のリメイクもお任せください


2019年01月14日 10:59  カテゴリ:その他

F☆☆☆☆(フォースター)杉田木工所は家具に使われる薬品にも配慮しています。

毎度、岡崎市上和田町で一般住宅用家具や、店舗用什器の製造を営んでおります。家具職人 杉田です。






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↓うちのF☆☆☆☆たちです。
F☆☆☆☆とは、読み方は、フォースターと呼びます。

建築材や内装材に含まれる

薬品の含有量(どれだけふくまれているか)とか

放散量(どれだけ空気中に蒸発させているか)

をアルファベットのFと記号の☆印の数で表しています。








家具職人 杉田の記憶では、2003年ぐらい(平成15年ぐらい)に、

このF☆☆☆☆という工業規格が

我々が使用する材料たちの

商品名の表記に大きく

記されるようになったと記憶しています。

家具職人 杉田が聞いている範囲のお話ですけど、

木材って肉眼で確認できない

電子顕微鏡とかでないと見えない虫がいるらしいです。

で、その虫が居るまま、家具とかにしてしまうと、

家具の表面にピンホールというか、

小さな穴が空いてしまいます。虫が木を食べるんですね。

そうすると家具の商品価値が下がってしまいます。

なのでその小さな小さな虫たちを

(虫たちには申し訳ないですが)、

薬品を使って死滅してしまいます。

その薬品の代表格がホルムアルデヒドだと思います。

このホルムアルデヒドが

水に溶けた液体をホルマリンと言います。

それでそのホルムアルデヒドの

製品成分に占める割合を☆の数で示しています。

はっきり聞いたことがないですが、

たぶんホルムアルデヒドの含有量が

30㌫~25㌫ぐらいがF☆☆☆☆と思います。

もうどこの家具屋さんも

ほとんどF☆☆☆☆の製品を使っています。

2003年の頃は、F☆☆☆☆☆(ファイブスター)の製品も

存在すると聞いた覚えがありますが、

今はあまり聞きません。

多分F☆☆☆☆☆の製品を使って

家具を製作することは、出来なくは無いと思います。

しかし、家具を使ってもらって

数年経過していく中で、ピンホールが出来ますというのを

ご承知頂いたうえで、

使ってもらうことが条件になります。

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虫だけ死滅させて

人間に全く害が無いという薬品は、

おそらく無いと思います。

だから、時々、ホルムアルデヒドなどが

健康に影響の出る人がいます。

ほとんどの人は大丈夫です。その基準がF☆☆☆☆です。

あまり知られていないと思うので書きますが、

ホルムアルデヒドなどの薬品は揮発性と言って、

空気中に蒸発する性質がとても高いです。

扉のある家具の内部に

もし匂いがすると思ったら、

2週間ほど扉を開けっ放しにしてもらえば

ほとんど匂いはしなくなります。

匂いがしなくなったからといって

虫がつくこともありません。

安心して使っていただけます。

以上、うちのF☆☆☆☆たちでした。


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Posted by 家具職人 杉田 │コメント(0)