岡崎市の家具職人 杉田木工所|ニッチな場所にも収納製作 オーダーメイドや家具のリメイクもお任せください


2019年05月09日 20:35  カテゴリ:思考

「家具屋が直接手を出したり直接施工したいのですが、それがなかなか出来ない場合もあるのですよ、大人の事情で」

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。

杉田木工所が所有するトラックの荷台の横に「杉田木工所」と「電話番号」・「FAX番号」が書いてあります。

もちろん、宣伝です。一般のお客様に知られるようにが目的です。あと、現場施工でトラックを駐車した場所から、違う駐車場所に移動しいほしいと頼まれる時に、事業所名で呼ばれ、「杉田木工所さん、車両移動をお願いします」なんて時の為に書いてます。

憶えて頂けるのははありがたいことです。

しかしながら、直接連絡を頂いて家具を頼まれたり、修理依頼をされても、いろいろ手続きを通してからでないと、家具屋が手を出せない場合があります。

建築設計事務所様や、建設会社様に住宅や店舗設計を頼まれ、杉田木工所の工事が協力工事の場合です。

建築設計事務所様や、建設会社様は元請け会社様と言って、お客様からの工事依頼の最初の一歩から請け負われた会社様方です。
このシステムの場合、杉田木工所や、電気工事・左官工事・大工工事等の工事は協力会社工事と言いまして、元請け会社様と協力会社として契約を結び、元請け会社様の指示で動いております。当然お金の流れもお客様から元請け会社様に支払われて、協力会社は、その元請け会社様から、工事請負費を頂きます。

なので、ときどき、杉田木工所に直接ご連絡をされるお客様がいらっしゃるのですが、協力工事の場合、すぐに手を出せません。この場合元受け会社様に連絡を杉田木工所がします。そこで元請け会社様の許可を取って初めて手が出せるのです。工事が施工出来るのです。当然工事終了後の報告も元請け会社様には伝えます。

ご理解賜りたいのは、協力工事の場合、元請け会社様と協力会社の関係性は勝手な行動をしない条件で契約が結ばれております。お金の流れもお客様から直接頂くことが難しいです。何かしらの事情で元請け会社様から、お客様と直接やり取りして良しという許可が出る場合もありますが、稀です。その場合でもお金の流れは元請け会社様を経由して頂きます。

直接連絡されてきたお客様にここまで書いたことを伝えると、面倒だと言われる時があります。でも、仕方がないのです。我々も経営を成立させなければなりません。元請け会社様方は、営業力や抱えておられるお仕事の量は、協力会社より遥かに多いです。そのお仕事を毎月頂ければ協力会社の経営が安定します。これもありがたいことなのです。

人は、皆柵の中で生きております。自分ひとりだけでは、お仕事が成立しません。この記事を読まれ、どうかご理解賜りたいです。
最初から、直接杉田木工所に家具を依頼された場合は、ここまでの記事は関係ありません。その場合は直接工事致します。

次回、「現在製作中のボトル棚途中経過か、明日行く現場施工のご紹介」のどちらかを記事にして書こうと思います。



  


Posted by 家具職人 杉田 │コメント(0)