毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
↓その時のチラシです。
中国配車サービス大手の滴滴出行(ディディチューシン)とソフトバンクが共同出資するDiDiモビリティジャパン(東京)が、名古屋のタクシー会社12社と連携して、スマートフォンのアプリを利用したタクシーの配車サービスを名古屋市やその近郊都市で始めたという記事であります。
2年ほど前に、、日本の経済学者でいちばんと言っても良いと思いますが、現東洋大学教授、慶應義塾大学名誉教授で在られます、竹中平蔵先生の講演を聞く機会がありまして、講義を聞きました。
その時の、お話のテーマは、AI(人工知能)、自動車の無人自動運転、空飛ぶロボット・ドローンなどのお話を聞きました。その中でもその当時、世界中に一大ムーブメントを起こしていた会社を盛んに褒めておられてましたし、日本に導入を促したいと言っておられました。その会社は、Uber(ウーバー)という会社です。
特徴としては、一般的なタクシーの配車に加え、一般人が自分の空き時間と自家用車を使って他人を運ぶ仕組みを構築している点で、顧客が運転手を評価すると同時に、運転手も顧客を評価する「相互評価」を実施している会社です。
でも、世界中でいろいろと問題が起きたり、起こしたり、会社役員がすぐに入れ替わったりと、それも今時のスタイルなのかもしれませんが、竹中先生は、それでもとても評価されていました。
しかし、日本のタクシー業界は、未だにウーバーの本業の日本参入を阻んでおり、話し合いの場を設けても、誰一人としてタクシー業界の人たちは席にもつかないなのだそうです。
竹中先生は、最後にまとめで日本の行政機関の規制緩和を大変求めておられました。
ウーバーという会社が日本に参入出来ないのは、タクシー業界のとても強い反発もありますが、そこに存在する規制が邪魔をしているのだそうです。
日本の自動車会社の自動運転は、はっきり言って他の自動車大国からは、遅れているのだそうです。
なぜか。
そこには、道路交通法という法の規制があり、日本の道路は、いくら自動車が自動運転をしていても、運転席に自動車の操縦をする運転手が必ず座っていないといけないという事が法律で定めてあり、この事が日本の自動車の自動運転の技術の世界№1を阻害しているのだそうです。
だから、日本の自動車会社は、シンガポールで自動運転の開発をしていると竹中先生は言っておられました。
竹中先生のお考えが、すべて正しいとは思いませんが、少し窮屈な感覚でお仕事をしていたり、普段の暮らしの中で「なんだかなぁ」と思うことが多々あります。
タクシーのことを書こうと思って書き始めましたが、なにか違う方向に記事が往ってしまいました。まぁ今回は、この内容で終わりたいと思います。
日本の技術大国世界ナンバーワンと、世界でもっとも暮らしやすい国になって欲しいとの願いを込めて、今日のBoo-logを〆たいと思います。
次回予告
また、なにか緩い記事でも書こうと思います。