直前で発表。軽減税率新たな手引き。混乱必至です。

家具職人 杉田

2019年08月06日 18:31

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。



またまた、中日新聞さんの記事で、国税庁さんから「軽減税率の手引き・第5版」が発表になりました。という記事です。

第5版も出版されるとは、今後の混乱を予見しているようなものです。

ケース1
東京都練馬区の遊園地「としまえん」で、若い女性がアイスクリームがのったジュースを売店で買い、食べながら歩いている。軽減税率の8㌫は飲食料品の「持ち帰り」に適用され、「外食」は標準税率10㌫。食べながら歩く若い女性たちは、軽減税率8㌫が適用される。
園内共有のベンチやテープルを使って食べても軽減税率8㌫。ただ、売店側がベンチを清掃するなどの事実上売店側が管理している場合、ベンチでの飲食は標準税率10㌫になる。

ケース2
ハンバーガーやジュースなどのセットで、お客様が一部だけ店内で食べて、あとの残りを持ち帰る意思を示した場合、外食扱いで標準税率10㌫になる。

ケース3
ファストフードとおもちゃの持ち帰り用セットを売る場合、お客様がセットの内容を選べる場合、おもちゃ部分は通常標準税率10㌫。お店側がおもちゃを非売品で無料とみなせば税金はかからない。日本マクドナルドさんの「ハッピーセット」も、この扱いになる。

こういう会社さんもいます。
ケンタッキーフライドチキンの運営をしている会社さんは、本体価格を調整することで、お持ち帰りでも、店内で食べる場合でも、消費税込み価格を統一することを決めたそうです。
ケンタッキーフライドチキンの運営をしている会社さんの広報の方は、
「食べる場所などで、値段が違うのはお客様にとっても、分かりにくい」という説明をしておられるそうです。

その道の専門家のご意見です。
「国税当局も線引きで何が起き得るかをすべての予測はできず、当初は混乱の可能性がある」とのご指摘です。

事業者も消費者も現場でおかしいと思ったことは声を上げるべきです。いずれは常識的な線に収束します。

====================================

杉田木工所のBoo-logでも、数回に渉り、、この軽減税率について記事を書いてきました。
絶対に混乱が起こります。トラブルや、日本政府への怒りがいろいろな形で表面化してくると思います。しかし、10月1日からは、始まってしまいます。
同じレベルで考えるのは、間違いかもしれませんが、ゴミの分別だって、始まる前は、市役所の人たちが各町内会や自治会を周って丁寧に説明をされ、始まったわけで。みなさん、慣れましたよね。
きっと、数年のうちにみなさん、軽減税率に慣れますよ。日本人は、絶対、崇高な民族だと杉田は信じています。

漢字・ひらがな・カタカナ・アルファベット・数字・このだけの言語を駆使してコミュニケーションをとっている民族は、世界広しと言えども、日本人だけてす。
ヨーロッパの人たちに出来て、日本人に出来ない筈がありません。
10月から始まる新たな税制、向かうところ敵無しの精神で挑もうでは、ありませんか。

な~~んて、言ってみました。





関連記事