メルカリ・ラクマ。フリマアプリの出現は、商取引のあり方を変えてゆきます。この中をどう泳ぐ?

家具職人 杉田

2019年09月29日 17:16

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。








     ↑杉田木工所LINE公式アカウント
     こちらから、お問い合わせが出来ます。
     お気軽に"LINE"してください。



 最近、ありがたいことに、個人のお客様からの直接のお問い合わせや、ちょっとした細工のご依頼がちょくちょくあります。

「ありがとうございます。」

昔は、建設会社さんや、建築設計事務所さんからのお仕事の依頼がほとんんどで、個人のお客様からの直接のお仕事のご依頼は、ほとんどありませんでした。

こうして、Boo-logを利用して、情報発信をしたり、ポスティングの効果が現れてきていると思います。そして、それを見た個人の方々の商行動に進む行動力が、昔より激しく動いている印象があります。

 そこから考えても、最近の個人のお客様の商行動と言いますか、要らなくなったものをフリマアプリで売る。欲しいものを中古でも良いからフリマアプリで買う。そんなモノの売り買いを簡単に参加する個人の方々は多い印象が家具職人 杉田にはあります。

 フリーマーケットと呼ばれる、商売に素人の方々が、近所のスーパーマーケットの駐車場を間借りして、自分が使わなくなったモノや要らなくなったモノを売る。何か掘り出しモノでもあれば買うかと、やってくる人たち。小さいですが、需要と供給の原点がそこにあります。

そんな、フリーマーケットをインターネット上で始めて、もの凄い売り上げを出している会社。その代表格が、

メルカリとラクマであります。

杉田も、ときどき、不要になった化粧板を売りに出展します。実際、売れました。
スマートフォンの画面の向こうに数千万人の人が、見ているのでしょうね。

捨てる神あれば、拾う神あり。まさに、その通りに、毎日、たくさんの売り買いが行われている事と思います。

====================================

杉田木工所。もう50年近く、商売をやらせていただいてます。

創業者 杉田 武二が杉田木工所を始めた頃とは、全く違う環境に今、居ると思います。

おそらく、インターネットを利用した商取引は、もっと進化し、機能的でスピーディーなやりとりを実現するのでしょう。
既存の卸売と呼ばれる業種。そのやり方の中に制約と共に作られた代理店制度。きっと、近い将来、この業種や制度は、間違いなく消えて無くなるでしょう。

そして、個人と企業の距離はとても近くなり、商品をメーカーから直接買うことが、あらゆる市場に蔓延すると思います。

====================================

どうこの先、杉田木工所は、進むべきか、考えてしまいます。

建設会社さんや、建築設計事務所さんから、お仕事を頂けば、経営はある程度、安定はします。しかし、同業他社との果てしない見積安売り合戦が行われるだけです。価格競争は、どこまで行っても価格競争なのです。
出来るだけ、良心的にお値打ちにとは、考えています。でも、安く請け過ぎれば、経営は持ちません。何度か書いてますが、趣味で家具製作をしている訳ではありません。

個人の方からのご注文、オーダー。増やしていこうとは思っています。

化粧板の切り売りも、欲しいお客様がいらっしゃれば、出来る限り対応しおうと思ってます。

====================================

10月1日からはじまります、消費者ポイント還元制度にも、加盟しました。
珍しい方法や、商品・製品が現れれば、出来るだけ実物を見たり、方法を聞きに行こうとします。

時代の流れに柔軟に答えようと考えております。

メルカリやラクマの出現は、今、具体的な説明は何一つ出来ませんが、何かとても恐怖を家具職人 杉田は感じております。
この会社さんたちと、協業しなければ、商売が出来ないようになってしまうのなら、(あくまで想像の域ですが)協業しようと思います。

モノをインターネットで取引する。建築現場にオーダーメイド家具を搬入・取付を行う。このスタイルを今のところ取って行こうと考えております。
3Dプリンターの導入。出来る機会があれば、考えたいと思っております。



息の長い商行動の継続。頑張って行きたいです。

継続は、力なり。











関連記事