毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
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先日、岡崎市六ツ美エリアにあります
悠紀の里 岡崎市地域交流センターで
開催されました
岡崎市六ツ美商工会 主催の
「商業部会・工業部会 合同税務対策セミナー
インボイス制度及び電子帳簿保存法とは」
に参加して参りました。
1時間という制約の中
税理士法人 アドバンスの野々山育成先生を講師に
勉強してきました。
内容は、セミナータイトルにあります
インボイス制度及び電子帳簿保存法について、
であります。
【イ ン ボ イ ス 制 度】
インボイス制度とは「適格請求書保存方式」のことをいいます。
所定の記載要件を満たした請求書などが「適格請求書(インボイス)」です。 インボイスの発行または保存により、消費税の仕入額控除を受けることが可能です。 インボイス制度は売り手側、買い手側双方に適用されます。
まだ少し理解出来ていない
部分もあるのですが、
令和05年10月01日(日曜日)から
消費税の仕入税額控除の方式として導入される
制度であります。
現行の税制では、
年間の課税売上高が1,000万円以下の事業者は、
納税が免除されております。が
令和05年10月01日(日曜日)からは
消費税を納めていない事業者である「免税事業者」は
インボイス制度から除外され
「適格請求書」を発行することが
できないことになります。
どうも、仕入れにかかった消費税の扱いを「免税事業者」
に属していると
仕入先が取引をしない。と言い出すそうです。
ですので、個人事業主も「消費税課税事業者選択届」を
税務署に提出して課税事業者にならないと現行の取引が
維持出来なくなる可能性が大になります。
双方、よく話し合いを令和05年10月01日までに
して欲しいと野々山先生はおっしゃっておられました。
このことにつきましては
もう少しお勉強して書き加えたいと思います。
期間による仕入税額控除割合
令和05年10月01日から令和8年09月30日まで
仕入税額相当額の80㌫
令和08年10月01日から令和11年9月30日まで
仕入税額相当額の50㌫
の経過措置がいまのところ認められてはいるそうです。
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もうひとつの制度
「電子帳簿保存法」なのですが
法律そのものは令和04年01月01日から
はじまっているそうで、準備不足により
散々全国の税務関係者で揉めた結果
2年間の猶予期間が設けられたのですが
もうその期間内に入っているそうです。
以前に杉田木工所Boo-logでも書いたのですが
いちばん厄介なのが、
電子的に受信したり送信した取引情報をデータで保存。
と言う奴でして、請求書、納品書、見積書等を
メールでもらった場合は、
メールで来たデータのまま保存。
なのだそうです。印刷した書類は「メモ」と言う扱いで
電子の状態のものが「原本」という扱いです。
デジタル庁を創設したお国は
とにかく、デジタルに移行したいみたいで
現在、事業所や会社向けにデジタル化への補助金が
わんかさ出ているそうです。
もうこれからは、パソコンが出来るひとが会社の中の
居ないと、商売が出来なくなるかもしれません。
うまく説明出来ませんが、
「電子帳簿保存法」を2年猶予したのと
「インボイス制度」はどうもリンクしているみたいで
とにかく、やるしかない。と
野々山先生もおっしゃっておられました。
野々山先生ご自身も
やりたくはないとおっしゃっておられました。
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余談で消費税のことについて
少しお話をしていただきました。
消費税というのは、日本の場合
必ず、次の年に"オリンピック"がある前の年に
税率を上げているそうです。
安倍政権の時も2019年に軽減税率が付録しましたが
8㌫から10㌫に税率が上げられました。
コロナで1年延期しましたが、コロナが無ければ
2020年に東京オリンピックは開催されていました。
これは、どういうことかと申しますと
もともと、消費税を導入してきた国々は観光立国が
多いそうで、その世界中から
お見えになる観光客のみなさまが
お金を落としていって頂けれるので
税金も頂こうという魂胆だそうです。
東京オリンピックも
世界中から4,000万人の観光客のみまさまが
見込まれていました。しかしながら、
コロナでそこまでの
インバウンド需要は起こりませんでしたが...。
こんなことにオリンピック終了後も
消費税は続行されて今も10㌫で推移しております。
散々言ってきましたが、
くどいと言われるかもしれませんが
そんな税金、減率を下げた方が良いです。
100年に1度起こるかの疫病がまん延して
収まりかけてきた頃に、ロシアの愚か者が戦争をはじめて
"異常事態"の最高レベルに世界は居る訳ですから
日本政府は、消費税を下げるべきです。ぜったい。
憂鬱(ゆううつ)な時代に突入しました。日本は。
商人は大変であります。個人事業主は
今後どうなるのでしょうか。
もうひとつ、野々山先生が余談でお話くださったのですが
研修でベトナムに滞在されていたことがあるそうです。
ベトナムはもうインボイス制度が
導入されているいるそうで
それでベトナム経済はどうなったのか。と言いますと
貧富の格差が広がったのだそうです。
だから、日本も格差社会と言われてきましたが
もっと、貧富の格差が広がると
先生はおっしゃっておられました。
それでも、日本の政治家は消費税をインボイスを
導入し続ける考えのようです。
財務省ですかねぇ。諸悪の根源は。
とにかく、決まってしまったものは仕方ありません。
いまさら、他国に行ってもしょうがないですし。
日本が好きなので、
日本で骨を埋めるつもりで頑張るだけです。
あと7年経っても安心して
商人が出来る日本経済だと良いですねぇ。
先日参加してきました「勉強会」について
書いてみました。
明日、桜でも見て少しほっこりしてこようと思います。