岡崎市六ツ美商工会 商業部会・工業部会合同税務対策セミナーに参加してきました。インボイス制度及び電子帳簿保存法とは。

家具職人 杉田

2022年04月01日 22:14

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。








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先日、岡崎市六ツ美エリアにあります

悠紀の里 岡崎市地域交流センターで

開催されました


岡崎市六ツ美商工会 主催の

「商業部会・工業部会 合同税務対策セミナー

    インボイス制度及び電子帳簿保存法とは」


に参加して参りました。

1時間という制約の中

税理士法人 アドバンスの野々山育成先生を講師に

勉強してきました。


内容は、セミナータイトルにあります

インボイス制度及び電子帳簿保存法について、

であります。







【イ ン ボ イ ス 制 度】
インボイス制度とは「適格請求書保存方式」のことをいいます。
所定の記載要件を満たした請求書などが「適格請求書(インボイス)」です。 インボイスの発行または保存により、消費税の仕入額控除を受けることが可能です。 インボイス制度は売り手側、買い手側双方に適用されます。


まだ少し理解出来ていない

部分もあるのですが、

令和05年10月01日(日曜日)から

消費税の仕入税額控除の方式として導入される

制度であります。

現行の税制では、

年間の課税売上高が1,000万円以下の事業者は、

納税が免除されております。が

令和05年10月01日(日曜日)からは

消費税を納めていない事業者である「免税事業者」は

インボイス制度から除外され

「適格請求書」を発行することが

できないことになります。

どうも、仕入れにかかった消費税の扱いを「免税事業者」

に属していると

仕入先が取引をしない。と言い出すそうです。

ですので、個人事業主も「消費税課税事業者選択届」を

税務署に提出して課税事業者にならないと現行の取引が

維持出来なくなる可能性が大になります。

双方、よく話し合いを令和05年10月01日までに

して欲しいと野々山先生はおっしゃっておられました。

このことにつきましては

もう少しお勉強して書き加えたいと思います。

期間による仕入税額控除割合
令和05年10月01日から令和8年09月30日まで
仕入税額相当額の80㌫

令和08年10月01日から令和11年9月30日まで
仕入税額相当額の50㌫

の経過措置がいまのところ認められてはいるそうです。

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もうひとつの制度

「電子帳簿保存法」なのですが

法律そのものは令和04年01月01日から

はじまっているそうで、準備不足により

散々全国の税務関係者で揉めた結果

2年間の猶予期間が設けられたのですが

もうその期間内に入っているそうです。

以前に杉田木工所Boo-logでも書いたのですが

いちばん厄介なのが、

電子的に受信したり送信した取引情報をデータで保存。

と言う奴でして、請求書、納品書、見積書等を

メールでもらった場合は、

メールで来たデータのまま保存。

なのだそうです。印刷した書類は「メモ」と言う扱いで

電子の状態のものが「原本」という扱いです。


デジタル庁を創設したお国は

とにかく、デジタルに移行したいみたいで

現在、事業所や会社向けにデジタル化への補助金が

わんかさ出ているそうです。

もうこれからは、パソコンが出来るひとが会社の中の

居ないと、商売が出来なくなるかもしれません。


うまく説明出来ませんが、

「電子帳簿保存法」を2年猶予したのと

「インボイス制度」はどうもリンクしているみたいで

とにかく、やるしかない。と

野々山先生もおっしゃっておられました。

野々山先生ご自身も

やりたくはないとおっしゃっておられました。









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余談で消費税のことについて

少しお話をしていただきました。

消費税というのは、日本の場合

必ず、次の年に"オリンピック"がある前の年に

税率を上げているそうです。

安倍政権の時も2019年に軽減税率が付録しましたが

8㌫から10㌫に税率が上げられました。

コロナで1年延期しましたが、コロナが無ければ

2020年に東京オリンピックは開催されていました。

これは、どういうことかと申しますと

もともと、消費税を導入してきた国々は観光立国が

多いそうで、その世界中から

お見えになる観光客のみなさまが

お金を落としていって頂けれるので

税金も頂こうという魂胆だそうです。

東京オリンピックも

世界中から4,000万人の観光客のみまさまが

見込まれていました。しかしながら、

コロナでそこまでの

インバウンド需要は起こりませんでしたが...。


こんなことにオリンピック終了後も

消費税は続行されて今も10㌫で推移しております。

散々言ってきましたが、

くどいと言われるかもしれませんが

そんな税金、減率を下げた方が良いです。

100年に1度起こるかの疫病がまん延して

収まりかけてきた頃に、ロシアの愚か者が戦争をはじめて

"異常事態"の最高レベルに世界は居る訳ですから

日本政府は、消費税を下げるべきです。ぜったい。



憂鬱(ゆううつ)な時代に突入しました。日本は。

商人は大変であります。個人事業主は

今後どうなるのでしょうか。

もうひとつ、野々山先生が余談でお話くださったのですが

研修でベトナムに滞在されていたことがあるそうです。

ベトナムはもうインボイス制度が

導入されているいるそうで

それでベトナム経済はどうなったのか。と言いますと

貧富の格差が広がったのだそうです。

だから、日本も格差社会と言われてきましたが

もっと、貧富の格差が広がると

先生はおっしゃっておられました。

それでも、日本の政治家は消費税をインボイスを

導入し続ける考えのようです。

財務省ですかねぇ。諸悪の根源は。


とにかく、決まってしまったものは仕方ありません。

いまさら、他国に行ってもしょうがないですし。

日本が好きなので、

日本で骨を埋めるつもりで頑張るだけです。

あと7年経っても安心して

商人が出来る日本経済だと良いですねぇ。

先日参加してきました「勉強会」について

書いてみました。


明日、桜でも見て少しほっこりしてこようと思います。


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