"LINE Bank"設立断念。Zホールディングス傘下でPayPay銀行との共存難しく。岡崎市のオーダー家具 杉田木工所

家具職人 杉田

2023年03月30日 21:34

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。








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みずほフィナンシャルグループとLINEは30日、

共同で開業を目指してきた

新銀行「LINEバンク」の設立中止を決めたと発表した。

両社は中止の理由を

「安全・安心で利便性の高いサービス提供には
  さらなる時間と追加投資が必要で、
   お客さまの期待に沿うサービスの提供が
     現時点では見通せない」と説明した。

今後、設立準備会社の解散、

清算手続きなどを進める。

両社は2018年11月にそれぞれ傘下の

みずほ銀行とLINEフィナンシャルが共同出資し、

新銀行を設立すると発表した。

直近の準備会社への出資比率はみずほが66.6%、

LINEが33.4%で、議決権比率は50%ずつ。

みずほの銀行業のノウハウと、

広い顧客基盤を持つLINEの操作性を生かし、

「親しみやすいスマホ銀行」を目指す計画だった。

当初は20年度の開業を目指していたが、

22年度をめどに2年延期していた。

システム開発が難航し、21年にはみずほ銀行で

相次いだシステム障害などを受けて

再度システム面の品質を見直す必要が生じた。

1300万を超える口座数を持つ楽天銀行をはじめ、

ネット銀行がすでに顧客の争奪戦を繰り広げる

環境下で競争環境も変化した。

みずほとLINEは「LINEクレジット」で

個人向けローンサービスを共同展開しており、

そうした協力関係は維持するとしている。
※日本経済新聞さんの記事より。

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LINE Bankの構想自体は

LINEがZホールディングスの傘下になる

以前から描かれていた構想で

LINE側からすると是非設立したかった

銀行だと思います。

それが、日本トップのインターネット会社に買収され

同じグループ傘下にペイペイが設立した

PayPay銀行が登場。

そこからのLINE Bankの設立という構想。

差別化も独自性もかなり難しかったのでは

と推察いたします。

LINE Pay自体もオンラインサイトでの

独自性が残っているだけで

実店舗での決済には、PayPayのQRコードで

決済することに移行。

細かな部分で、統合が難しい現状ではありますが

いずれ、PayPayとLINE Payの統合で

PayPayの1本化はこの先のお約束みたいなもので

かなり、通信事業から離れた感じの

総帥 孫正義氏も同じグループ内で

似たサービスはふたつも要らない。と

言い出すのも目に見え

そのうえ、差別化やすみ分けのむずかしい

ふたつの銀行の共存共栄なぞ

Zホールディングス傘下ではあり得なかった。

こんなところがコアの決定打だったのでは

ないでしょうか。


家具屋 杉田の個人的な感想といたしましては

LINE Bankの設立は実現してほしかったです。

地方銀行の統合や合併が最近、活発では

ありますが、これも菅政権からの

金融庁経由のお達しで

地方銀行が淘汰されつつあるのに

ネット銀行の乱立もこれ如何に。という

感じではないでしょうか。

いっしょに組んだ相手がシステムトラブルが

連発してしまったみずほフィナンシャルグループさん。

よそのシステムまで、面倒を見る余裕は

ありませんでした。

ここまでのこれだけの推察を膨らませてみても

なんとなく「至難の業」だったのは

容易に想像出来ると思います。


PayPayの決済手数料設定後に

PayPay銀行との使い勝手もかなり変更され

杉田木工所での

PayPay決済のお客様が増えてきましたら

PayPay銀行に口座を作ろうと目論んで

おりましたが、これまでのPayPay銀行の

規約を読みましても、あまりメリットが感じられず

口座設立に至っておりません。

今後も、余程の規約変更、決済手数料の減率

PayPay銀行から岡崎信用金庫への振り込みの

操作性も含めた利便性に向上が見られなければ

今後も、杉田木工所payPay銀行口座作成は

ないものと思います。


今後、伸びるであろう

ネット銀行やバーチャル支店。

アバターを使った仮想空間での金融サービス。


この中に、LINE Bankが名を連ねる。

見てみたかった光景であります。

これからは

PayPay銀行とYahoo!、LINE連合の

今までにない金融サービスの登場に期待したいと

思います。


本日は、LINE Bankが

残念ながら、設立断念という記事を

書かせていただきました。

残念。

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