岡崎市の家具職人 杉田木工所|ニッチな場所にも収納製作 オーダーメイドや家具のリメイクもお任せください


2019年04月19日 09:42  カテゴリ:思考

自分の感受性ぐらい。

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。


早いもので、娘が中学校にキラキラした瞳で入学してから半月が過ぎました。

先日、家庭訪問がありまして、当初嫁さんがお仕事の都合で家庭訪問の時間に間に合わないかもと言い出したので

「間に合わなかったら、宜しく !」

そう旦那である杉田に言われました。結局嫁さんがなんとか早退出来た為、杉田の出番はありませんでした。「生活の記録」の内容もとても前向きの内容が多く、先生の話にもよく頷き、授業中も積極的に挙手出来ているらしく、娘の中学校生活のテイクオフは順調に飛び立ったみたいです。

中学校から毎日、「生活の記録」という短編の日記を書くように言われているみたいです。毎日「何書こう、何書こう」と言っております。
国語の先生から「詩」を書くように宿題が出たみたいです。また、「どう書こう、どう書こう」と言っております。杉田は娘にこう言います。

「正解って無いから、思ったように書いてみ。下手でも良いから。」

すぐに提出の宿題ではないみたいで、昨日も「う~~~ん。」と考えておりました。どんな詩が出来るのでしょうか。楽しみです。
娘ににも、読んで聞かせたのですが、まだ難しく聞こえるみたいで「なんだかなぁ」って感じの表情だった「詩」を今日のクロージングメッセージとします。杉田が中学校か高校の教科書に書いてあった「詩」です。

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自分の感受性ぐらい

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにするな
そもそもがひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性ぐらい
自分で守れ
ばかものよ

茨城のり子


  


Posted by 家具職人 杉田 │コメント(0)