毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。

今日は、天気が悪いので、カウンター収納の現場搬入が明日にずれ込みましたので、金物のご紹介です。



今回、製作したカウンター収納に初めて採用しました、ソフトクロージング丁番です。どう動くのか、動画で確認ください。


↓メーカーが用意している動画です。


扉を閉める時に、一旦本体の手前で止ってその後ゆっくりと扉が閉まります。
従来、スライド丁番金物とは別にソフトクロージングする金物を別に取り付けて、ゆっくり扉が閉まるというやり方はあったのですが、丁番そのものにダンパーと呼ばれる扉をゆっくり閉める機構の付いた丁番を採用するのは初めてです。

大変優れた丁番です。操作性もこれまで扱ってきた丁番の中でも比較にならないぐらい素晴らしいです。
今後、この丁番が杉田木工所製家具・店舗用什器の標準丁番になるかは、まだ未定ですが、お客様の反応を見ながら今後の取扱いを決めたいと思います。

今から、10年ほど前に、杉田木工所のboo-logに時々登場される梅村化粧板の社長様といっしょに行きました、東京ビックサイトの家具の展示会で初めてソフトクロージング丁番を杉田は目にしました。

あれから、岡崎の注文家具屋業界の製品に取り付くようになるのに、10年かかりました。
家具の勉強は、常にしていないといけないと思うのと同時に、こんなに我々の日常に溶け込むのに時間が掛かるんだと、反省やら感慨やらで複雑な気持ちの杉田であります。

次回、カウンター収納の現場納品の模様を記事にしたいと思います。