岡崎市の家具職人 杉田木工所|ニッチな場所にも収納製作 オーダーメイドや家具のリメイクもお任せください


2019年07月11日 18:21  カテゴリ:思考

まもなく参議院選挙の投票日です。みなさん選挙に行きましょう。

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。


まもなく、参議院選挙の投票が実施されます。

毎度の事ですが、政党や立候補者さんの選挙事務所から、

「次の選挙には、〇〇〇〇をお願いします」

そういう内容で、電話が掛かってきます。今日だけで、3回電話がありました。

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申し訳ないですが、参議院っていまひとつ、何をやっているのか良くわかりません。
「良識の府」、衆議院のチェック機能を期待されている立法機関なんだそうです。

いろいろ選挙制度改革が過去に行われて、今のあり方に治まったみたいですが、与党出身の議員さんたちばかりで参議院が運営されれば、「衆議院のカーボンコピー」と言われて、衆議院で可決された法案をそんなに時間をかけずに、参議院でも可決して衆議院にトスする。
人に寄っては、衆議院は要らないのではないかと言う人もいることはたしかです。

その一方で、その時の選挙時の政治情勢で、与党が野党より当選した議員が少なくなれば、衆議院で可決された法案を参議院で審議してもすべて否決で衆議院に返されるいわゆる「ねじれ国会」になってしまい、何も決まらない国会運営になります。

どちらが良いのでしょうか。いつも迷います。

家具職人 杉田は、参議院が要らないとは思いません。衆議院だけで、法案が可決されて、それですぐ施行では、世の中が目茶苦茶になってしまいそうで、よろしくないと思います。

衆議院のカーボンコピーになってしまう時もあるとは思いますが、やはりどこかが「ほんとにそれで良いのか」という審議をしないといけないと思います。

参議院数が242人から248人に6名増やされるそうです。3年で半数交代で、解散はありません。増やすほど議員って要るのでしょうか。その辺は、ちょっと疑問ですね。

2019年07月07日(日曜日)の中日新聞さんのサンデー版に、政治学者で駿河台大学名誉教授 成田 憲彦先生がこう言っておられます。

衆議院は通常、解散によって与党のつごうのよいタイミングで行われるが、参議院は固定して3年ごとに行われる国民による政治の定期試験だ。比例選挙は各政党に対する国民の正確な支持率を映し出し、32ある1人区は、政権獲得に向けて野党がどう協力するかの試金石でもある。

選挙の結果、与党が参議院の過半数を割れば現在の政治は不合格。改憲勢力が3分の2を割れば、改憲路線は要再検討。与党が議席を減らせば今後の政治は運転注意だ。野党が分裂している現在、内閣退陣までは予想されないが、安倍一強政治に対する国民の通信簿は果たしてどうなるのか。


07月21日(日曜日)、みんなで選挙に行きましょう。この国のあり方を決めるのは、我々国民なのですから。



次回予告
今製作している製作品をご紹介したいと思います。


  


Posted by 家具職人 杉田 │コメント(0)