岡崎市の家具職人 杉田木工所|ニッチな場所にも収納製作 オーダーメイドや家具のリメイクもお任せください


2019年11月09日 09:15  カテゴリ:思考カテゴリ:受注に繋がらず残念な記事

残念ながら、受注に繋がりませんでしたが、杉田木工所に出来ることがあれば、またご連絡ください。おこたの天板編。

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。


先日、杉田木工所にお越しになったお客様のお話です。

冬にこたつとして使っている座卓の天板の修繕依頼でした。

その天板は、フラッシュ構造という作り方で出来ている天板でした。

上面は、突板と呼ばれる化粧ベニヤに染色塗装が施してあります。

突板と呼ばれる化粧ベニヤには

新聞紙ほどに薄く削った天然木のタンパンとよばれる

シート状の天然木が、150㍉から200㍉ほどの巾で

4枚から5枚つなぎ合わせて貼ってあり

全体で900㍉ほどの巾がベニヤの規格になっています。


杉田木工所に持ち込まれたお客様の天板は

そのタンパンのつなぎ目がはがれて

白くなり下地材が見えてしまっている状態でした。

毎日、その座卓で食事をしたり、読書をしたりするので

タンパンのつなぎ目のはがれが

だんだん苦になってきたそうで

ご購入先に、ご相談でその座卓を持ち込まれたそうです。

ご購入先のご好意で、新品の座卓と取り替えていただいたそうです。

杉田木工所に持ち込まれた座卓は

2台目の座卓で、使い始めて

しばらくすると、同じタンパンのつなぎ目がはがれて

白くなり下地材が見えてしまっている状態なってしまっていました。

まったくおなじことがくり返されて

お困りになって杉田木工所をたずねてこられました。

結論から申しますと、予算の不一致で修繕するに至りませんでした。

おそらく原因は、こうなのではないかとか、突板の素地状態のベニヤを

見ていただいたり、出来うる限りのご説明をさせていただきました。

今後は、ホームセンターで販売している透明のビニールシートを

上面に敷かれてお使いになったほうが良いですよとお伝えして

ご納得してお帰りになられました。

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お客様が持ち込まれた座卓は、ほぼ一日中、日当たりのある場所に

置いているそうです。

家具職人 杉田は、それが原因のひとつです。とお伝えしました。

タンパンのつなぎ目も、最近は、化学の飛躍的発展により

素晴らしい接着剤や接着技術が投入されています。

そうそう、このようなことは起こらないのですが

木材は、日に当たると、日の当たる方向に

逆弓状に反り出します。

ちょっと、接着が弱かったか、反り返りが強く出たために

つなぎ目がばがれてしまったと、想像します。

家具というのは、割りと日に当たる事に弱いです。

ご自宅でお使いの家具たちが

もし、一日中、日の当たる場所に置いてあったり

してあるご家庭がありましたら

出来れば、日陰に置いてあげて欲しいです。

永く使っていただくためにも。


みなさまからのオーダー、お待ちしております。


お電話をする事に、お気持ち的に躊躇い(とまどい)のプレーキが、掛かってしまう方は、メールやファックスでも良いですよ。杉田木工所のメールとファックスは365日24時間営業をしております。お問い合わせ内容をお手紙にしたためていただいて、送ってください。

杉田木工所 FAX 0564-52-3307




  


Posted by 家具職人 杉田 │コメント(0)