2020年02月08日 19:05 カテゴリ:新聞社
景気動向指数 5ヶ月連続「悪化」。経済指標 目立つ下振れ。この先、とても心配です。
毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
2020年02月08日(土曜日)の中日新聞の抜粋です。
内閣府が02月07日に発表した2019年12月の景気動向指数は
(2015年を100とした、速報値)
景気の基調判断が5ヶ月連続で景気後退の可能性を示す
「悪化」と判断したそうです。
同じ日に発表された消費や賃金に関する経済指標も
悪化が目立っているそうです。
景気動向指数は、工業製品の生産状況を示す鉱工業生産指数
など、景気に敏感に反応する「一致指数」と呼ばれる指標を
組み合わせて算出するそうです。
今回の一致指数は、94.7と前月比で横ばいだったため
一致指数の推移から機械的に決める基調判断は「悪化」に据え置かれたそうです。
5ヶ月連続で「悪化」が続いたのは
2008年06月~2009年04月以来のことだそうです。
日本政府は、月例経済報告で「景気は緩やかに回復している」
との見解を維持してますが、民間シンクタンクの
三菱UFJリサーチ&コンサルティング、小林信一郎氏は
「景気は既に後退局面に入っている」との見方をしておられます。
足元では、賃上げが物価上昇に追いつかず
景気を支える個人消費もおぼつかないそうです。
02月07日発表の毎月勤労統計(2019年12月)によりますと
物価の変動を除いた「実質賃金」はマイナス0.9㌫と3ヶ月連続で
減少しています。
同じく家計調査(2019年12月)も1世帯あたりの消費支出は3ヶ月連続で
前年同月比を下回りました。
消費税増税の影響をまともに受けました。
新型コロナウイルスとその影響によるインバウンドの消費減少が
新型コロナウイルスの感染が拡大して
景気の先行きへの不安か゛増しています。
明治安田生命保険の小玉祐一氏によりますと
「訪日外国人(インバウンド)による消費の減少は国内総生産(GDP)を
押し下げる」と試算されます。
中国に輸出する日本の企業を念頭に
「感染拡大に歯止めがかからなければ
企業の生産や輸出が落ち込み、景気の下振れリスクも高まる」
と、おしゃってます。
こういう内容の新聞記事を杉田木工所のBoo-logでも
いくつかご紹介してきましたが
ほぼ、同じです。とにかく賃上げを企業がしません。
内部留保を溜め込みます。きまって台詞は
「なにかあった時のための保険です。」
消費者購買指数もほんとに上がりません。
政府、日本銀行、あなたたちが思っている以上に
日本は、いまだデフレなのです。
安倍首相が、毎年、年度末に日本経団連に
賃上げの要求をしているのは知ってます。
しかし、企業は賃上げをしません。
賃金上げをしなければ、消費が増えるわけありません。
新型ウイルスが日本経済に影を落とし始めています。
2020年もまだ、02月です。今年の景気がこの先とても気になります。
ほんとうに心配です。
2020年02月08日(土曜日)の中日新聞の抜粋です。
内閣府が02月07日に発表した2019年12月の景気動向指数は
(2015年を100とした、速報値)
景気の基調判断が5ヶ月連続で景気後退の可能性を示す
「悪化」と判断したそうです。
同じ日に発表された消費や賃金に関する経済指標も
悪化が目立っているそうです。
景気動向指数
景気動向指数は、工業製品の生産状況を示す鉱工業生産指数
など、景気に敏感に反応する「一致指数」と呼ばれる指標を
組み合わせて算出するそうです。
今回の一致指数は、94.7と前月比で横ばいだったため
一致指数の推移から機械的に決める基調判断は「悪化」に据え置かれたそうです。
官民の景気判断・見方のズレ
5ヶ月連続で「悪化」が続いたのは
2008年06月~2009年04月以来のことだそうです。
日本政府は、月例経済報告で「景気は緩やかに回復している」
との見解を維持してますが、民間シンクタンクの
三菱UFJリサーチ&コンサルティング、小林信一郎氏は
「景気は既に後退局面に入っている」との見方をしておられます。
依然として変わらない個人消費の冷え込みと上がらない賃金
足元では、賃上げが物価上昇に追いつかず
景気を支える個人消費もおぼつかないそうです。
02月07日発表の毎月勤労統計(2019年12月)によりますと
物価の変動を除いた「実質賃金」はマイナス0.9㌫と3ヶ月連続で
減少しています。
同じく家計調査(2019年12月)も1世帯あたりの消費支出は3ヶ月連続で
前年同月比を下回りました。
消費税増税の影響をまともに受けました。
新型コロナウイルスとその影響によるインバウンドの消費減少が
国内総生産を押し下げる
新型コロナウイルスの感染が拡大して
景気の先行きへの不安か゛増しています。
明治安田生命保険の小玉祐一氏によりますと
「訪日外国人(インバウンド)による消費の減少は国内総生産(GDP)を
押し下げる」と試算されます。
中国に輸出する日本の企業を念頭に
「感染拡大に歯止めがかからなければ
企業の生産や輸出が落ち込み、景気の下振れリスクも高まる」
と、おしゃってます。
感 想
こういう内容の新聞記事を杉田木工所のBoo-logでも
いくつかご紹介してきましたが
ほぼ、同じです。とにかく賃上げを企業がしません。
内部留保を溜め込みます。きまって台詞は
「なにかあった時のための保険です。」
消費者購買指数もほんとに上がりません。
政府、日本銀行、あなたたちが思っている以上に
日本は、いまだデフレなのです。
安倍首相が、毎年、年度末に日本経団連に
賃上げの要求をしているのは知ってます。
しかし、企業は賃上げをしません。
賃金上げをしなければ、消費が増えるわけありません。
新型ウイルスが日本経済に影を落とし始めています。
2020年もまだ、02月です。今年の景気がこの先とても気になります。
ほんとうに心配です。
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Posted by 家具職人 杉田
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