毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。

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↓杉田木工所は、キャッシュレス還元事業所です。

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日頃、みなさまから杉田木工所に寄せられる

「よくいただく質問」に

実際に製作や施工した事例を踏まえながら

お答えしたいと思います。16回目です。

【よくいただく質問・その16】

サービス業を営んでいる店主です。

お店の中に、戸棚があるのですが

店舗内の雰囲気を変えたくて、戸棚を移動

させたいのですが、壁に固定されている方法が

私ではわかりません。

一度、見て欲しいのですが、可能ですか?

【お　答　え　し　ま　す】

杉田木工所が、お答えします。



よくいただく質問という「カテゴリー」に入れてしまってますが

まれなお問い合わせであります。

このお問い合わせは、数年前に実際に電話でかかってきた

お問い合わせです。

サービス業を営んでおられる店主様から、

オーダーメイドで製作してもらったお店の中の

店舗用什器・戸棚をお店の雰囲気を変えたいので

現在の取付位置からお店内の違う場所に移動をさせたいのですが

戸棚がどうやって壁に取り付いているのかが、店主の私が見ても

さっぱりわからないので、一度見て欲しいとのお問い合わせでした。

家具職人　杉田は、実際にお店に伺いました。


お店にいれていただいて

「これなんですけど...。」と店主様。

家具職人　杉田は、戸棚の扉を開くとすぐに理解できました。

家具職人さんによって違う店舗用什器の壁への固定の仕方

建築設計の先生によっては、

「壁にフィックスしてください」　とおっしゃられる建築設計の先生もおられますが

壁に取り付けることを「フィックス」と建築用語ではあるみたいです。

家具職人　杉田も、10年ほど前におぼえました。

話がそれてしまいましたが、すみません。

ようはですね、こういったことなのです。

↓扉に取り付いている丁番です。


↓丁番の扉側に取り付ける金物を外した状態で、この金具を「座金」といいます。


↓「座金」の先端のビスだけを取り外した状態です。


↓「座金」の先端のビス穴からコーススレット゛と呼ばれる壁に固定するビスを入れます。


↓あとは、コーススレッドを壁に向かってもみこみます。

素人の方ではわかりにくいビスの頭の違いと店舗用什器の壁への固定の仕方

なかなか、普段から、たとえばDIY(Do it yourself)が趣味で工作をされたりする方なら

すぐに理解できるかもしれませんが

店舗用什器の内部から建物の壁に向かって

ビスで什器の固定をするのが

オーダーメイド家具や、店舗用什器の

納品の仕方なのですが、取り付ける家具職人さんに

よって「座金」の先端ビス穴を利用する家具職人さん。

什器や家具の内部の他場所からビスキャップを使って

家具什器を壁に向かって固定する家具職人さん。

これは、「正解」ってなくてですね、その家具職人さんの

「センス」です。

「座金」の先端を利用して取り付けた方法の方が

見た目がシンプルなので

杉田木工所にお問い合わせされた店主さまも

すぐにご理解できなかったのでしょうね。

扉側の金物を座金に取り付けてしまうと

ビスは見えなくなりますし。


結局、このように外してもらえば

全部取り外せますのでとやり方を伝授しまして

この日は、家具職人　杉田は、帰路に就くのでありました。

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