岡崎市の家具職人 杉田木工所|ニッチな場所にも収納製作 オーダーメイドや家具のリメイクもお任せください


2022年05月10日 21:49  カテゴリ:新聞社

【名古屋手形交換所】廃止へ。2022年11月をめどに。また進む「デジタル化」。置いていかれないように付いていきましょう。

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。








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杉田個人的には「ビッグニュース」であります。

全国銀行協会さんの名古屋支部にあたる

名古屋銀行協会さんが運営する

【名古屋手形交換所】を2022年11月をめどに

「廃止」する方針を固められたそうです。


同じ月に全国銀行協会さんが

「約束手形」の取引を電子化する電子交換所を

新設することに伴う動きなのだそうです。


名古屋手形交換所は

前身が1902年(明治35年)に発足。

第2次世界大戦中に業務を日本銀行名古屋支店に

一時移管して、終戦後に名古屋銀行協会さんが

継承されたそうです。 歴史がありますねぇ。

愛知県に本支店を置く銀行さんや信用金庫さんなどを

中心に91の金融機関が参加しているそうです。

金融機関さんが紙の手形を持ち寄り

自行の支払い分と受取分を交換した上で

差額を決済する。

名古屋手形交換所の2021年度の

取引実績は286万枚で、

6兆7,705億円。

近年のインターネットバンキングなどの

決済手段が多様化して取引は減少していたそうです。

名古屋銀行協会さんは名古屋手形交換所「廃止」後

も金融機関の業界団体として存続しまして

協会建物も当面維持するそうです。

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いよいよ、「有価証券」と呼ばれる

「約束手形」や「小切手」たちがデジタル化される

スケジュールが決まりました。

この「有価証券」の電子化は杉田木工所Boo-log内でも

2回ほど書かせて頂いているのですが

とうとう、ほんとに実現化するようです。

杉田、今日の中日新聞さんの朝刊の記事を見るまでは

まったく知りませんで、某金融機関さんには

出来ましたら、新聞発表前に事前に

教えて欲しかったです。





杉田木工所のお取引先や仕入れ商社さんとは

かなりの会社さんとの取引が

金融機関口座からのお振込みに

切り替えてきましたので、

そんなに困ることがありませんが

お仕事を頂く度に、

「小切手」決済で対価を頂く会社さまが1社。

材料やメンテナンス費、工具、木工用機械の

仕入れ額の決済用に

「小切手」決済を実施している会社さまが1社。

この2社は、2022年11月以降、

どうされるおつもりなのでしょうか。




現金支払するから取りに来いと

呼ばれるのでしょうか。

仕入額の決済を「小切手」で実施している会社さまは

お振込みに切り替える事になるでしょう。

今日、某金融機関さんに聞いたお話では

2022年11月以降の交換所「廃止」後もしばらくは

紙の「有価証券」を使っても

金融機関さんは取り扱ってくれると

言っておられました。

しかし、杉田も金融機関さんとは長いお付き合いで

直前になって、お話が変わったことも何度かありまして

正直申し上げて、半信半疑であります。


以前、杉田木工所Boo-log内でも

書いたことですが、このような双方で利用する

システムや仕組みは

とちらか一方が持っていて、どちらか一方がもっていない

では、意味がありません。

切り替えは少しのタイムラグがあったとしても

ほぼ同タイミングで双方が利用出来ませんと

ダメであります。

明日、某金融機関さんが、杉田木工所を訪れて

「電子債権」について説明をしてくれるそうです。

出来ますれば、某金融機関さんが開催する

「セミナー」にも出席して欲しいと頼まれました。

明日以降、どう展開されるのか、また続きを

杉田木工所Boo-logでご紹介出来ますれば

ご紹介していこうと思っております。


どんどんと急激に進む「デジタル化」。

来年、はじまりする「インボイス制度」といい

激変する2020年代。

時代の岐路に我々は立っているのかも知れません。

  


Posted by 家具職人 杉田 │コメント(0)