毎度、一般住宅用家具や、店舗用什器の製造を営んでおります。家具職人　杉田です。

また、お客様の承諾を得まして先日納品させていただいた住宅用家具を紹介します。

まずは、木工所内の写真からご覧ください。



上から下まで壁面で使用できる本棚です。
左右で奥行きが違うのが確認いただけるかと思いますが、
壁の出でいるサイズが違うのでこのような形になってます。
左側の棚板奥行きが135㍉・右側の棚板奥行きが330㍉です。





お客様のお部屋に取り付けた写真です。
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壁の出ているサイズが違うのがわかる写真です。
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　　　 ～～ オプション編 ～～



オプションと言ってはなんですが、本棚向かって正面右側にも部屋の壁を利用して棚を取り付けました。
お客様からのご要望です。




棚柱用ダボレールと言う金物です。この金物を使用しています。
規格の長さが1,800㍉と2,600㍉があります。
巾は12㍉・厚み3㍉です。
この金物を部屋の高さや、使用したい分の長さに切って
壁にビスを使って取り付けます。

棚受ダボという金物を取り付けた状態です。
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このダボを1枚の棚に対して4個、レールを4本壁に取り付けて棚を乗せて使用します。



　　　　 ～～ ハニカム構造体 ～～


平面から撮影した写真です。↓


これは、ハニカム構造体と呼ばれる部材です。
素材は紙で出来ていますが、縦に使用して棚の中に入れることで
棚板平面が通常のフラッシュ構造体よりも強くなります。
棚板の重さをそのままに棚板の表面強度が強くなるので
少々重量のある物を棚にのせても大丈夫です。
杉田木工所では、住環境に使用すると思われる家具や棚板に全て
組み込んでおります。
最初に紹介しました本棚の棚板にも組み込んでいます。


↑立面から撮影した写真です。厚み18㍉あります。

まとめます。
最近は、デジタル機器やクラウドサービスで本や雑誌を読む方が増えて
本棚が要らないという方が多いかもしれません。

　　　　　　　　が

やっぱり本を手にして読書が好きという方や紙の匂いが好きという方が
いつの時代にも居られると思います。
そういう方には、本棚が必要かと思います。
今日は本棚と壁を生かした可動棚の紹介でした。

今住んでいる家や、暮らしているスペースに何か収納をとお考えの方、
ご相談承ります。


本棚・可動棚
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