毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。

↑※この写真と記事の内容は、関係ありません。

今月のはじめに、

ご自宅のリビングで、長年ご使用されてこられた

テーブルとソファのリメイクでご相談にお見えになった

お客様がいらっしゃいました。

ソファを新しいソファに買い替えたいのだけれど

買い替えるとテーブルの高さが低くなってしまうので

10㌢ほど、長年使用されてこられたテーブルの高さを

高く出来ませんか?というご依頼でした。

かなり、愛着のあるテーブルだと思います。

ご親切に、お客様ご自身のスマートフォンで

テーブルの写真を数枚、お撮りになって

杉田木工所に来所されて、お客様ご自身で撮られた写真を

すべて拝見されていただきました。

残念ながら、お客様のお撮りになった写真では、

家具職人　杉田が10㌢の足し増しが可能か、

テーブルの材料が何か、塗装の状態がどうなっているのかが

わかりませんでした。

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お客様に後日、可能でしたら、

ご自宅まで、家具職人　杉田が伺いますので

テーブルを見せてください。

そう、お客様にお願いしました。

お客様のご自宅は、山間部の方にご自宅が

あるとのことで、最初、杉田木工所から遠方なので

ご遠慮されておられましたが

現物を見せていただかないといろいろと

判断が出来ませんのでとお伝えすると

快く了承していただきました。

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日をあらためまして、お客様のご自宅まで

伺って、テーブルを見せていただきました。

大変立派なタモ材という高級木材の無垢で

仕上られたテーブルでした。

タモ材の木目を生かし、ウレタン塗装と呼ばれる

透明の樹脂のような塗装がかけてあるテーブルでした。

同じ味わいの色味に近づけて塗装を施し、10㌢のあらたな

タモ材を足し増しして、お客様のご要望の

高さ650㍉のテーブルを750㍉にリメイクすることが

可能だと家具職人　杉田は判断しました。

帰ってからお見積書を作成して

お渡ししますので、金額を見ていただき、

リメイクするか、ご判断くださいとお客様にお伝えして

その日は、帰りました。

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残念ながら、今回は、テーブルのリメイクを

見送らせてくださいという、お客様からのご返事でした。

ちょっとご予算と杉田木工所のお見積りが合致しませんでした。

お客様は、わざわざ遠方まで、現物考査に来てもらって

考査料をお支払しますとおっしゃってくださいました。

しかし、家具職人　杉田は、「結構です」と申し上げました。

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受注には繋がりませんでしたが、

素晴らしいタモ材のテーブルを見せていただいて

長年、丁寧に使われているテーブルの姿に

家具職人　杉田は、胸を打たれました。

今後も長く、そのテーブルとおつきあいをともにして

リビングの重鎮という存在のテーブルとお過ごしいただきたい

そう思いました。

杉田木工所に出来ることがあれば、

また、いつでもご連絡ください。

家具職人　杉田は、岡崎市上和田町で

今日も、家具づくりに精を出しております。

今後のお客様の幸多き、日常をお祈りしております。

杉田木工所をご訪問いただき

ありがとうございました。