岡崎市の家具職人 杉田木工所|ニッチな場所にも収納製作 オーダーメイドや家具のリメイクもお任せください


2019年03月16日 15:42  カテゴリ:思考カテゴリ:サービス内容カテゴリ:お知らせ

家具屋ですが、化粧板だけでも販売します。切り売り出来ますのでお気軽にご相談ください。

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
 今日の午前中に、化粧板を売って欲しいというお客様が杉田木工所に来所されました。


はっきりした用途はわからなかったのですが、窓枠の上下にビニールクロスを貼っておられたようですが、良好の状態を保つのが難しいみたいで、化粧板を貼りたいと思われたようです。
 
 ホームセンターに行って、化粧板を探されたみたいですが、無かったみたいで、ホームセンターの人から家具屋さんに行けばあると思いますよと言われたらしく、インターネット検索で杉田木工所がヒットしたらしく、来所されました。
 巾120㍉×長さ1,680㍉が1枚と巾120㍉×1,631㍉が1枚と2枚欲しいと言われたので、持ってこられた壁紙の柄にあったメラミン化粧板をサイズに切って渡しました。
 メラミン化粧板は、表面がギズが付きにくく、経年劣化もあまり変化しなくて良い化粧板なのですが、一点だけ弱点がありまして、熱に弱いです。
なので、窓枠に通常の接着剤で貼り付けても直射日光で反り上がる性質があるので、強力な接着剤と貼り付けた後、今日一昼夜メラミン化粧板がズレないようにベニヤと棒をいっしょに渡してつっかえ棒にしてくださいとやり方を教えました。
 お客様のイメージ通りに仕上がるといいなぁと祈ります。

 家具職人 杉田がこの仕事に入ったばかりの30年ほど前は、住宅の窓を出窓にする家が流行りました。

当時、出窓の天板を工場出荷の時点で化粧板を貼って天板にした商材が少なかったので(今はたくさんあります)、天板だけコンパネという建設業界では、最もポピャラーなベニヤを天板に使用して素地のままで大工さんの工事が終了でその素地にメラミン化粧板を貼って欲しいという現場施工の依頼がたくさんありました。
 
 最初のころ、メラミン化粧板が熱や直射日光に弱いということを杉田も知らなかったので、施工後にメラミン化粧板が浮いてきたというクレームを結構いただきました。そのたびに修繕に走りリました。
 今は、対策を打って出来ますので、メラミン化粧板が浮いたりすることはありませんが。
もう出窓がある家も少ないですし、今となっては懐かしい思い出です。
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近々、メラミン化粧板の端材をメルカリで売ろうと思ってます。
良かったらご覧になってください。

今お住まいのお部屋にDIYで貼ってみたいと思っている方がみえましたら、杉田木工所までお問い合わせください。
貼り方や接着剤の選択、欲しいだけののサイズに切るなど、いろいろご相談に乗れると思います。

ひとつ注意点があるとすると、お住まいの家の火災保険の契約内容を確認してください。住宅によっては壁面の化粧材は不燃化粧材を使用しないと火災保険の契約内容に引っかかり、万が一火災が出た時に保険対象外になり補償金がおりないとなることがありえます。そこだけは注意してください。
家具のリメイク

  


Posted by 家具職人 杉田 │コメント(0)