毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。

１年を通して、注文やオーダーメイドで家具や収納、TVボードを頼まれるお客様で一番多い注文の流れは、建設会社さんや建築設計事務所さんからの注文です。
　我々もその流れでお仕事を頂くのが経営的にも安定しますのでありがたいです。

　そんな中でもときどき、杉田木工所のBoo-logや、インターネットのホームベージやプログを利用して自社の製作事例等を情報発信している同業他社さんは、そこから直接連絡を頂き、製作、納品に繋がったりします。この方々もありがたいです。

　その時にいちばん多く感じることは、やはり価格の違いです。
量販家具・家具販売店で家具や収納・TVボード・下駄箱を見てきてから、杉田木工所や注文家具・オーダーメイド家具屋に来所される方々がとても多いです。イメージがなかなか沸かないと思うので仕方がないとは思ってます。
　そこからご自分の希望サイズや化粧板・木色・デザインを打ち合わせします。そこからお見積りをして気に入って頂ければ製作します。
が、お見積り後の打ち合わせのタイミングで

「どうして、こんなに高いのですか?」

とよく言われてしまいます。
量販家具・家具販売店さんで販売している物を我々注文家具屋が製作すれば、何倍も価格はします。

考えてみてください。我々注文家具・オーダーメイド家具製作事業所は、一点物を製作しているのです。
　量販家具店さんの家具は比較的廉価な材料と日本の何十分の一の労働賃金で働いている国で大量に同じサイズを製作して船で輸送して量販家具店で販売しているのです。だから成立する価格なのです。
我々注文家具・オーダーメイド家具製作事業所も趣味で家具・什器を製作しているのではなく、経営をしているので経営を成立させないと、事業が持続できません。
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　 トヨタ自動車さんのカローラや本田技研工業さんのシビックだって、量産体制で生産しているから、１台あたりがその価格なのです。
　逆にロールスロイスやフェラーリはほぼ手作りで生産しています。年間生産台数は、片方は300万台ほど生産されています。もう片方は、300台ほどです。
　カローラやシビックもほぼ手作りすれば、１台あたりマンションや、一戸建てと同額ぐらいの価格になるのです。生産コスト(生産費や労働賃金のこと)が違うのです。

ここをご理解ください。
今日の記事タイトルにつながりますが、注文家具・オーダーメイド家具と量販家具・家具販売店の家具は共に家具類に区分けされますが、別物とお考えください。

しかし、我々は、お客様の希望サイズに製作することが出来ます。カウンター下に収納が付けたければ、床とカウンター下の空間サイズを測って、製作納品出来ます。

　取り付けたシステムキッチンが少し小さくて、システムキッチンと壁の間の空いたスペースに収納家具を製作できます。
昨年から始めましたアンティークの家具を今のお住まいの雰囲気に合わせる「家具のリメイク」も出来ます。

↓家具のリメイクの記事です。ご興味のある方は見てください。


　使い分けて頂ければ良いのかなと思います。
なにかアイデアのある方、お問い合わせください。家具職人　杉田がお答えします。