岡崎市の家具職人 杉田木工所|ニッチな場所にも収納製作 オーダーメイドや家具のリメイクもお任せください


2019年10月05日 19:44  カテゴリ:セミナー

経済セミナーに参加してきました。日本経済の今後は、〇〇〇と、なるのか?

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。


経済セミナーに参加してまいりました。

OECD(経済協力開発機構)が発表している、2019年と2020年の世界経済成長率の見通しです。

        2019年    2020年
世界全体  2.9(▲0.3)  3.0(▲0.4)

米国     2.4(▲0.4)  2.0(▲0.3)

ユーロ圏   1.0(▲0.2)  1.0(▲0.4)

日本     1.0(0.2)   0.6(▲0.2)

英国     1.0(▲0.2)   0.9(▲0.1)

中国     6.1(▲0.1)   5.7(▲0.3)

前年比の伸び率、㌫。( )内は5月の修正幅、▲はマイナスであります。

経済アナリストの先生いわく、3㌫を下回ると、景気が鈍化しはじめてますという数字だそうです。

この表を見ても、世界全体に景気が悪いと言って良いと思います。

あの驚異的な成長を成し遂げた経済大国世界第2位の中国ですら、6㌫の成長率の維持が難しいという数字です。

杉田は、もともと中国政府が公表している経済指標は、信用していませんが、

この表を見る限り、中国の景気鈍化も、かなり酷いのではないのではないかと、推測します。

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2~3年前から、世界の中で、金が好きな国がたくさん、金を購入しているそうです。

特に、ロシアと中国。前期比で40㌫も多く買い増しています。ほとんどの国が、一度、金を購入すると、まず手放さないのだそうです。

今、金相場は、金相場史上、過去の最高値に迫る勢いで上昇しています。

杉田が、結婚した20年前は、1㌘¥990.-程でした。それが今では、1㌘¥5,000.-程します。

今後も上昇するのでしょうか? 確か過去最高値で、¥6,400.-ぐらいだったと思いますが。今後に注目です。

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OPEC(石油輸出国機構)という世界組織団体があります。

石油の獲れる、主に中東の国々で構成されています。

昔、NHKの「原油高騰」というNHK特集を見たのですが、アメリカに今もある石油精製会社が、

その昔、中東の人々を使い、中東で獲れる原油の価格をアメリカの石油製油会社が決定していました。

しかし、自分たちの国で産出している原油を、中東に住む自分たちが、汗水汗
垂らして獲った原油なのだから自分たちで価格を決めようと立ち上がり、設立された組織団体がOPECだと知りました。

現在の原油価格にOPECは、不満があるみたいです。だから、

一日に獲れる原油の量を減らして市場に供給して、価格の上昇を狙っています。



しかし、もう現場は、限界を向かえた減産体制だそうです。どうして価格が上昇しないのか。

それは、何年か前から製油技術の革新によって、獲れる様になったシェールオイルの存在があります。

このシェールオイルの原産国は、アメリカです。

アメリカは、石油を輸出しています。しかも、原油相場の価格を左右できるぐらいの輸出量です。

このことから何が言えるかというと、アメリカとイランのいがみ合いは、どうイランが頑張ってもアメリカに分があるということです。

イランに勝ち目はありません。国の外貨獲得手段が、原油しか、イランにはないのですから。

もうやめましょう。サウジアラビアの石油精製施設に

ドローンをとばして、施設の破壊をするようなことは。無駄な抵抗です。

すべてをアメリカに握られた今、イランはこれから

どうしようとするのでしょうか。

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日本の輸出量の推移が、2018年12月から、2019年08月まで、すべてマイナスの数字です。

理由は、中国の経済鈍化と、韓国経済との断絶です。

鉱工業生産指数の在庫率が、2019年4月あたりから、高まっています。中でもおもしろいのが、化粧品の在庫率が高いです。

どうも、消費税増税の駆け込み需要を見越して、たくさん作ったみたいです。

2019年10月から、化粧品のバーゲンセール(保存が長く出来ないタイプの)がはじまるかもしれません。

消費者ポイント還元の試金石のひとつになると想います。

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まとめます

何れにせよ、あまり良くないかもしれません。2019年の後半と2020年の景気。

なんとか、頑張って乗り切りたいと家具職人 杉田は、息巻いおります。

次回、2年に1回開催されます、木工機械の展示会 
「日本の木工機械店 ウッド エコテック 2019」
を見に行く予定ですので、その模様を記事にしたいと思います。




  


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