毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。

　ときどき1年に数回、いろんな会社さんが、勉強会や講習会を催されるので時間の許す限り、参加することにしています。
ジャンルはいろいろです。新しく発売される装飾金物や、仕様金物。事務機やコンピューター・インターネット関係、経済情勢など多岐にわたります。ほとんどの場合、岡崎駅からJRに乗車します。鉄道で移動したほうが早いですし、駐車場さがしが名古屋市は大変なので。

　先日も、3番線ホームで新快速の電車に乗車するため、待ってました。
すると、4番線に停車中で扉を開放している電車に乗っている外国人のカップルの方がいました。

「エキスキューズミー」

外国人のカップルは杉田に話しかけてきました。
そこからは何を話しているのか全くわからない英語が1分ぐらい続きました。

どうも「この電車は、名古屋駅に向かうのか?」ってしべっているように聞こえました。
杉田、英語は全くしゃべれません。このふたりにどう話せば、杉田の考えが伝わるのだろう?必死に考えました。

まず、「その電車は、普通電車で各駅停車するので、名古屋に着くのが遅いです。」

これを伝えたいと杉田は思いました。だがしかし、英語が全く浮かびません。
ディス、トレインスローリィーとか言いました。ふたりともキョトンとして杉田を見つめます。全く伝わりません。外国人のカップルの女性が「ファスト」とか「ローカルトレイン」とか言い出しました。杉田は全くわかりません。あとで調べてわかったのですが、新快速のような電車を「ファストトレイン」で普通電車のような電車を「ローカルトレイン」と言うらしいです。
それから3番線を指して「クイックリートレイン」と言ってみました。ふたりともキョトンとして杉田を見つめます。全く伝わりません。
仕方がないので、3番線に向かいながら「とにかくこの電車に乗りましょう」と日本語で話しかけて強引にふたりを来た新快速電車に乗せました。

安城を過ぎたあたりでしょうか、ふと杉田は思います。

「スマホで日本語の文章を入力して英語にしてと検索したら英語の文章が出てくるかも」

早速杉田はやってみます。

「12:12にこの電車は名古屋駅に着きます」この文章をグーグルで英語にしてと検索しました。
すると次の英語の文章が出てきます。

「This train will arrive in Nagoya Station 12:12」

いやぁ、びっくりしました。出てくるではありませんか。混んでいる電車だったので外国人のふたりと少し離れてしまっていたので、必死にふたりを捜して、スマホの画面を見せました。

男性側の外国人が「Thank you」と言ってくれました。

そのあと、しばらく外国人のふたりの横に名古屋駅に着くまでいました。何しゃべっていいかわからないので、とりあえず笑ってました。
電車が名古屋駅に着くと外国人のふたりの女性が満面の笑みでしばらく杉田をみつめて、杉田もその場をあとにしました。

ひとこと言うのを忘れました。

「ハブア、ナイスデー」

このひとことを言い忘れました。

英語は出来た方が良いです。というお話でした。