毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。

中日新聞さん記事であります。

「iモード。」今の若い人たちには、「何、それ?」と言われそうですが

携帯電話が世の中に普及し始めたのが、1995年ぐらいでしょうか。

全国どこからでも、電話がかけれて、話が出来る。

これだけでも、凄いことで、センセーショナルな出来事でした。

最初のころは、通話料金が、1分￥100したり、

月額の基本料金が、￥20,000ぐらいしまして

端末本体が￥100,000ほどする時代がありまして

本みたいな携帯電話を所有することが、お金持ちの

ステータスだった時代があります。



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その後、インターネットが世の中に登場し

最初は、パソコンでインターネットを見る・使うというのが、ほとんどでした。

そして、携帯電話でインターネットを見ようという開発者が出てこられまして

携帯電話でインターネットを見れる「iモード」という機能を備えた携帯電話が

登場します。

インターネットなのでしょうけど、「iモード」のサイトは、独自の

表示形式でして、パソコンとは異質のインターネットでした。

今では、ご利用する人も多く、普通のサービスになっている

銀行口座の振込が「iモード」を使って出来る。

しかも、ATMに並ばずに。

これは、杉田、ほんとにびっくりしまして

凄い時代になったと感動したことを

きのうのように憶えております。



家具職人　杉田も、「iモード」は最初のころ

利用しておりました。

iPhoneとは比べ物にならないぐらい、つながりが遅く

イライラしてました。

アップルの創業者　スティーブ・ジョブズ氏は

インターネットの規格をパソコン版と携帯電話版で

別々の規格にすることを「意味がわからない」と

おっしゃっていたそうです。

でも、杉田がかなり前に、岡崎信用金庫さんの

パソコン版ネットバンキングを利用し始めたころ

パソコン側でも、設定した番号を入力しないと

次のページに移らないセキュリティに

もう一枚、携帯電話の設定した番号も

入力しないと、手続きが完了しないしくみになってました。

そこまでセキュリティをかけるかは、利用者側の

意思でしたけど。

今でも、そのしくみは、かなりのセキュリティレベルではないのかなぁ、と

家具職人　杉田はひとり、思っています。

日本のインターネット規格も捨てたものではないと思います。

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開発当初、NTTの研究者さんたちは

きっと世界で使ってもらえるインターネット規格だと

胸を張って作り上げたでしょうし

インターネットで覇権の一翼と思っていたかもしれません。

残念ながら、アップル社のiPhoneの登場で、「iモード」

は打ち砕かれてしまいました。

ドコモの社長さんは

「携帯向けのインターネットのはしりで、(その機能は)スマホに受け継がれている」

と振り返られたそうです。

どうなのでしょうか.......。

いずれにせよ、またひとつのサービスが世の中から

消えようとしています。

杉田、年をとったのでしょうか、

このような記事にさびしさを憶えます。

楽しい時代をありがとうと、「iモード」には

そう言って、お別れをしたいと思います。