毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。







いやぁ~~、残念ですね。楽天携帯会社さん、2019年10月からの本格参入が遅れるそうです。
携帯電話が登場して、ソフトバンクさんが、ボーダフォンの基地局も含めた買収を経て、携帯電話の利用プランがかなり安くなったと思ったら、IPhoneの登場。

最初のIPhoneは、日本の通信方式とことなるため、正式には入ってこず、日本の通信方式に合致したIPhone3から、ソフトバンクさんと、ドコモさんで、どちらが、IPhone3の取扱会社になるか、競合の末、ソフトバンクさんが取扱会社に決まり、IPhone3の販売を開始します。
その後、Android スマートフォンも登場します。

しかし、最初、思うように売れず、だんだんと、面白さや、画面内でのアニメーションの魅力もあり、瞬く間にスマートフォンが利用され始めます。ここから、せっかくソフトバンクさんの登場で、安くなった携帯電話の利用料金プランも、インターネットを携帯出来るアイテムの登場で、また高くなりました。

それから、たぶん皆さんも、高いと思いながらも、スマートフォンの便利さや、持っていないと、今時でない風潮が蔓延し、利用料金プランが高いまま、現在に至っております。

そんな中、楽天さんが、他社さんの通信網を借りて格安スマートフォン「楽天モバイル」を展開していたのが、自前の通信網を整備して、第4の携帯電話会社さんに参入するとのお知らせが。
もしかして、スマートフォンの利用料金が、楽天携帯電話会社の登場で、他の携帯電話会社さんの利用料金プランが安くなるかもと期待しておりました。

なかなか難しい状態なのかもしれません。杉田木工所も、以前からこのBoo-log内でも書いておりますが、建設業寄りの製造業であります。
人手不足は、いろいろ聞いて、見て、おります。楽天携帯電話の基地局整備も、どうも、人出が足りず、計画どおりに基地局の設置が出来なかったみたいです。誤算だったそうです。仕方ありません。

象徴的な言い分が新聞の中に、書いてあります。
販売代理店の役員さんの言葉です。
「用地交渉にインターネット業界の論理は通じない」

基地局を設置する土地の借地権とかも交渉が難航したみたいです。家具職人　杉田の身近なところでも、携帯電話の基地局の設置で地権者とのトラブルや、地権者の都合により、予定ほど、土地が借りれないとか、いくつか聞いたことがあります。既存の携帯電話会社さんの基地局の設置でも、大変そうなのに、新規参入なんて、至難の業のような気がします。

楽天さんが、携帯電話会社の第4のキャリア会社に狼煙をあげたのは、1年半前。当時、携帯電話会社の新規事業に用意した資金が、6000億円と新聞に書いてあった記憶があります。
しかし、既存の3社の携帯電話会社さんから言わせると、基地局の年間維持費だけで、6000億円ほどかかると、言っていたのを記憶しております。楽天さんの新規携帯電話事業は、今までになかったシステムを使って運用すると、三木谷会長兼社長は、胸をはっておられましたが、ちょっと無理があったのでしょうか。

政府も業種特定で、携帯電話会社が儲け過ぎていると、官房長官も、公式の記者会見で、発言されておられました。
日本一の売上高を叩き出しているトヨタ自動車さんでも、営業利益率8㌫。それに対し、携帯電話会社さん3社の営業利益率は、どこも20㌫超。日本は、資本主義経済なので、これを儲け過ぎというのか、どうかは、それぞれの捉え方で良いと杉田は思うのですが、政府は、儲け過ぎとはっきりおっしゃいます。

しかしながら、家具職人　杉田は、楽天さんは、素晴らしい経済プランを構築しようとしていると思いますし、戦略が強かです。
楽天ペイは、他の○○ペイさんたちに比べれば、宣伝はしていません。でも、日本一の発行量を誇る楽天カード。創めた会社さんよりも買収して、確立した電子マネーに育ちました楽天エディ。楽天ペイは、いくつかある楽天経済圏のなかのひとつの決済アイテムに過ぎない位置づけながら、楽天スーパーポイントの大盤振舞い。来年から始まる、電子マネー王者Suica(スイカ)との提携。

既存3社の牙城を脅かして欲しいと楽天携帯電話会社の躍進を期待して、今日の杉田木工所のBoo-log、ここまでとしたいと思います。

次回予告

名古屋でLINE(ライン)ペイの講習会が開催されるそうなので、その模様を書ければ書きたいと思います。